つまりや悪臭を予防するために
2020年11月17日 11時02分
排水パイプや排水管のつまりや悪臭を防止するためには、「汚れを流さない」ということが一番重要と言えます。
ゴミ受けが設置されていない場合はもちろん、設置されていたとしても、
その上に水切りネットを被せて細かいゴミをキャッチさせましょう。
また、油をなるべく流さないようにするため、食器やフライパンを洗う前に、
新聞紙やキッチンペーパーなどで油汚れをしっかり拭き取りましょう。
少しぬるつきが残るぐらいまで綺麗に拭き取れば、排水管に流れる油を最小限にまで抑えることができます。
てんぷら油などの大量に使用した油は、油を固めて捨てることができる薬剤も販売しているため、
それを使用すれば環境にも良いです。
そして、排水管内を定期的に掃除することは、非常に重要なことです。
排水管内の汚れを溶かしてくれる薬剤がホームセンターなどで販売されていますので、
定期的に掃除すればつまりや悪臭を防ぐことができます。
ただし、完全につまっていない場合には効果がありますが、排水が逆流するほどつまってしまっている場合は、
汚れを取り除くことは難しいでしょう。
完全につまってしまっている場合は、トイレのつまりのとき同様、
ラバーカップやワイヤーブラシなどを使用して汚れをかき出す必要があります。
それでも自分では汚れが完全に取り除けない場合があったり、ワイヤーブラシなどで無理矢理こすると
排水管を傷めたりすることもあるため、その場合は、業者に依頼することをお勧めします。
つまってから汚れを掃除するよりも、そもそもの汚れを流さないようにする方が簡単ですし、
排水管内の老朽化の進行を抑えることができます。